農林水産省・新着情報

宮下農林水産大臣記者会見概要

日時 令和5年11月14日(火曜日)9時01分~9時06分 於: 本省講堂
主な質疑事項
  • 行政事業レビューについて
  • 財務副大臣の辞任について

質疑応答

記者

  この週末に、行政レビューが行われまして、特に基金が取り上げられました。農水省からも担い手(経営発展支援基金)と(産地)パワーアップ(事業基金)の2つの基金で、全体的に河野大臣は、期限がないものについては期限を設けるなど、いろいろ見直しを示唆しました。その辺、特に農水の2つの基金、TPPの対応ということなのですが、今のところ期限はありませんが、この辺、期限を設けることなど、見直しについてお考えをお願いします。

大臣

  今回取り上げられた2つの基金については、「基金の終了期限の設定を検討すべきである」などのご指摘があったところですけれども、議論の中で河野大臣からは、このような基金は、TPPを批准するときに農家の皆様に安心してもらうために政治決断として、基金として措置されたものであることを踏まえて、今後の対応を考えていく旨のご発言もあったと聞いています。さらに、全ての基金について、横串を通した点検・見直しを、ルールを作って行っていくというお話もあったと聞いています。農林水産省としては、これらの基金も含めた全ての基金について、今後設けられる基金の横串見直しのルールの下で、適切に対応を検討してまいりたいと考えています。なお、今回取り上げられた2基金については、TPP批准時の経緯も踏まえて、適切に対応を検討させていただきます。

記者

  今の基金のことなのですが、つまりこれはTPPの関税措置が終わるまでは継続するということが今の前提なのですが、これを前提に考えるという、期限を設けるということは、これからということなのでしょうか。

大臣

  先ほどもお話し申し上げたように、河野大臣から、TPP大綱に基づく両基金については、農業者に安心して営農していただくという、政府・与党としての政治決断で措置したものであり、農業者との約束を反故にすることはできないという趣旨のご発言もありました。農林水産省としても、今後、全ての基金について、横串見直しのルールの下で適切に対応を検討してまいりたいと考えていますけれども、この両基金については、TPP批准の時の経緯も踏まえて対応を検討していきたいと思っています。

記者

  昨日、財務省の神田副大臣が事実上更迭ということで、9月以降の内閣改造3人目で、一体何が起きているのだという印象なのですが、受け止めをお願いできませんでしょうか。

大臣

  この場は、農林水産大臣としての会見の場でありますので、神田財務副大臣の辞任について、農林水産大臣としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

報道官

  よろしいでしょうか。それでは、これで大臣会見を終わります。

以上

 

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