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土屋復興大臣記者会見録[令和5年11月17日]

令和5年11月17日(金) 10:07~10:13 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 第43回復興推進委員会を11月22日水曜日に開催します。当日は、委員の皆様から3件の現地調査の結果について報告をいただくとともに、復興の状況に関する国会報告の案などについて説明し、御意見を頂く予定です。復興推進委員会の詳細は事務局に御確認ください。

 以上です。

 

2.質疑応答

(問)先ほどの衆院の復興特別委員会で第2期復興・創生期間の終了を見据えて、第3期復興・創生期間の創設に向けた議論を始めるべきではないかというような質問がございました。改めて大臣の受け止めと今後の考え方についてお伺いします。

(答)その件については、第2期復興・創生期間のちょうど中間点でございますので、本年度中を目途に必要な見直しができるよう、現在復興施策の進捗状況や原子力災害被災地域からの復興状況等の把握を進めているところになりまして、何とか本年度中に第2期復興・創生期間の方向性が出ればと思っております。同期間後につきましては、この令和7年度中にその段階での復興の状況を踏まえて必要な検討を行っていくこととなると思います。

(問)2点ありまして、1点目が、日中首脳会談が行われたということで、中国に対して水産物の輸入停止の働き掛けを行ったという報道がありますが、こちらについての期待感を含めた受け止めが1点です。

 あと2点目は、先ほどの衆議院の東日本大震災復興特別委員会において、大臣就任の打診への感想につきまして一瞬戸惑ったというようなことを、2回ほどおっしゃったかと思うんですが、真意を教えていただけたらなというふうに思います。

(答)真意は単純に戸惑ったという感じです。一瞬本当に「えっ」という感じだと。やはり重責を担うということだと一瞬思いまして、大丈夫かな、私にできるかなという感じだったんです。だけれども冷静に考えてみると、委員会でも答弁させていただきましたけれども、自分自身も議員生活が長いのでいろんな省との関係があるので、復興大臣というのはいろんな省との関係が非常に重要なことだということを認識しまして、私はやれるなという感じになった次第でございます。

(問)分かりました。では1点目についてお願いします。

(答)日本食品の安全性は科学的に証明されているものでありまして、今回の習近平主席との日中首脳会談というのは、この点は非常に大事な1点だと思っております。ただし、実際に詳細なやりとりは明らかにされていないので、私どももまだ分からないことなんですけれども、言っていただけたらいいなと思っています。もちろん言う予定で行ったと思いますけれども。

 それから、そういう点においては、何か一歩でも進んで、うまくいって、そしてこれからの日中関係の少し何かくさびが打てればいいなという気持ちでございます。今後、ALPS処理水の問題については今までと変わりませんけれども、一生懸命風評被害を払拭するために頑張っていきたいですし、国際的な場でも今、いろんな島しょ国でも反対がありまして、あれは中国の影響だと思いますので、これ以上いろんな国が増えないように、そういう所を連携して閣僚の皆さま、それから議員で外交を強く行っている方たちにも働き掛けをして、いろんなところで発言してもらいたいなと思っています。

(問)一番最初の質問の関連で確認なんですけれども、今大臣がおっしゃられたように、本年度中にまず見直すかどうかを検討されるということでしょうか。

(答)本年度中に第2期復興・創生期間の中身をきちっと精査していくということですね。今、同期間の中間点なので、やっぱり最後まで予算にしても事業にしてもきちっとやってくということの中での今精査をしていると。

(問)7年度中に何か見直しかどうかみたいな話でしょうか。

(答)それは次の、先の話でございまして、7年度までの第2期復興・創生期間の後の復興の在り方については、7年度中にその段階での復興の状況を踏まえて、必要な検討を行っていくということです。

(以  上)

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