外務省・新着情報

令和5年9月26日
「日伯経済関係の推進に向けた共同声明」を手交する様子
安永経団連日本ブラジル経済委員会委員長による上川外務大臣表敬の様子

 9月26日、午後4時30分から約15分間、上川陽子外務大臣は、安永竜夫経団連日本ブラジル経済委員会委員長(三井物産代表取締役会長)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、安永委員長から上川大臣に対し、本年7月に、経団連がブラジル全国工業連盟(CNI)とともにブラジル連邦共和国・ミナスジェライス州ベロオリゾンチで開催した日本ブラジル経済合同委員会において採択された「日伯経済関係の推進に向けた共同声明」を手交しました。
  2. これに対し、上川大臣から、日本とブラジルを始めとするメルコスールの経済関係の発展に向けた、両国経済界からの具体的な提言をいただいたことに感謝する旨、また、ルーラ・ブラジル大統領が進める「新工業化」において重視されているデジタルやグリーンの分野を含め、様々な分野で官民一体となって日・ブラジル両国間の貿易・投資関係を強化していく考えである旨述べました。また、上川大臣は、メルコスールとの経済関係強化のあり方については、日本国内の様々な意見に耳を傾けつつ、引き続き議論を継続していきたい旨述べました。
(参考1)日本ブラジル経済合同委員会

 1973年11月に設立された日本ブラジル経済合同委員会は、両国の経済界相互の理解と親善を深め、貿易、投資など経済交流を促進することを目的とし、これまでに24回の会合と2回の非公式会合が開催されている。第24回会合は、本年7月5日(水)及び6日(木)にブラジルのミナスジェライス州ベロオリゾンチにおいて、4年ぶりに対面形式により実施された。

(参考2)別添PDF

 日伯経済関係の推進に向けた共同声明(和文/英文(PDF)別ウィンドウで開く


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